薬師寺

天武9年(680年)に天武天皇が鵜野讃良皇后(後の持統天皇) の病気平癒を祈願して造営が始められ、18年後に完成。平安遷都に伴い 現地の地に移された。 金堂や塔のたたずまいのうつくしさは龍宮造りと呼ばれ賞されたが、 幾度かの火災で次々に焼失し、創建当時の姿を留めるのは東塔のみ。

東塔

平安遷都の後、天平2年(730)に造営されたと伝えられている創建 当初唯一の遺構。高さ33.6メートルの三重塔だが、各層裳付きなので 、一見、六重に見える。

西塔

亨禄1年(1528)の兵火の後、磁石のみのこっていたが、昭和56年、 東塔とほぼ同形に復元された。東塔より屋根の傾斜が少ない。

薬師三尊像(国宝)

日光菩薩・薬師如来・月光菩薩。わが国仏教芸術の最高傑作と いわれる白鳳時代の金銅仏。

東院堂

吉備内親王が母・元明天皇のために721年に創建。現在の建物は鎌倉時代に 再建された。聖観音立像・四天王像・文殊菩薩坐像(いづれも国宝)等を 安置。